人生は自作自演

リフレーミング

最近、世の中ってマジで自作自演だな!と思っていたら

数年前の出来事を思い出しました。

平日に仕事を休んで、泊まりで京都に遊びに行っちゃう話です。

思い込みで自分の行動を制限し、それを自分で演じているだけに気が付いた

「自作自演」のお話です。

会社員・立場の変化と私

もともと私は、勤める会社の廃棄物運搬業の仕事をたった一人でしていました。

廃棄物は毎日の仕事なので会社は年中無休です。

当初ひとりで運転手兼作業員をこなしていた時期から、二人三人と仲間が増えて仕事を手分けできるようになり、数年後には交代で休みの日が取れるようになりました。

取引先も増えてきて顧客対応もするようになって、業者間のお付き合いも私がするようになりました。

地元栃木市のゴミの回収業務を受託する話も市役所の担当部署と段取りをしました。

一般廃棄物のみの取り扱いから、産業廃棄物も扱えるように新しい種類のトラックも導入し、作業内容も変わっていきました。

産廃の許可取得のための申請書作成もしたり、お客さまからの相談などの対応もするし、運転手が増えてきて総務関係の業務もして、産業廃棄物の中間処理場を開設するにあたっては、計画書から事前申請、住民説明会もこなして中間処理場の設置もやりました。

そんなことからいつの間にか、私がいなくては会社は回らないと思っていました。勝手に・・・。

休めないという思い込み

自分自身の在り方に疑問を持って通い始めたダイバーシティクラブ。月一回のビジネス勉強会だが人生の勉強会でもあった。

なにより素晴らしいのは、元気あふれる主催者「酒井とし夫」先生のパワースポットに集まる一緒にいて心地よい仲間たちとの出会いだった。

あるとき酒井先生から提案があった。京都に素晴らしい人がいるからみんなで会いに行こう!

「大人の修学旅行」企画の発表だった。

その頃、たとえ休みの日であっても、朝事務所に行ってその日出勤の運転手の出発を見送り、なにかトラブルがあれば対応するなど休みであっても休みでないような状態。しかも「大人の修学旅行」企画は平日・・・。

行けるわけがない!

そう思っていた。

自作自演

休みなど取れるはずもない!その頃の私は勝手にそう思っていたし決めていた。

今思うと、そうしなければ自分の価値が無くなってしまうと思っていたのかも知れない。自分が会社にとって必要不可欠なのだと思いたかっただけのような気もする。

しかし、魅力的な仲間たちと一緒に一泊二日の京都旅行研修ツアー「大人の修学旅行」企画に心は惹かれる。

会社を休んでまで行かなくてはならない旅行なのか!?頭は違うと言っているが、心からは会社を休んででも行きたい!と言っているように聞こえる。

申し込みの最終日、揺れる気持ちのまま私は申し込みのボタンを押した。バンジージャンプの飛び込み台から思い切って飛び降りるような気持ちで。

申し込みをしちゃったので(笑)いついつの2日間休ませてもらいます、と会社に伝えると

「はい!分かりました」とそっけない返事(笑)

なんてことはない、会社を休むなんて簡単だった。

会社を休むことが出来ないよう思っていたのは勝手な思い込みだったのだ。

それ以来、「それってホント?」

勝手に自分が思ってるだけじゃない?

思い込んでいるだけ?

そうしたいだけだろ!(笑)

すべてのことがそんなふうに見えてきました。

他に方法が無いと思っていても

それが思い込みだと気が付けば

他に選択肢はいくらでもあることに

気が付くはずです。

自分を窮地に追い込まなくて済むのです。

苦しい思いをしなくていいのです。

勝手に悲劇のヒーローにならなくてもいいのです。

今ほかに選択肢が無くて苦しんで

人生を悲観していたら

もしかして、ただあなたがそうしたくて

自作自演しているのかも知れません。

自作自演なのでいつでもそのストーリーは変えられますよ。

簡単に。。。

少し高い台の上から

飛び降りるような気持ちで

ほんの少しの勇気を出して

なにかの申し込みのボタンを押すだけで

そのあとの人生がガラリと変わる!

そんなお話でした。m(_ _)m

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